Representative's Message 社長挨拶

水素社会の実現に向けて

地球規模の気候変動問題は人類が直面している喫緊の課題です。世界のあらゆる分野で脱炭素社会に向けた取り組みが進む中で、モビリティ分野もその例外ではありません。水素で作った電気で走るFCV(Fuel Cell Vehicle: 燃料電池自動車) は、走行時に地球温暖化の原因となるCO₂ を出しません。排出するのは、水だけ。FCVはモビリティ分野における地球温暖化対策の一つとして期待されています。

また、エネルギーの多くを海外からの輸入に頼っている日本において、水素は、多様なソースから製造でき比較的容易に貯蔵できるため、エネルギーセキュリティの観点からも大きな魅力を持っています。

加えて、現在、日本は燃料電池や水素ステーション関連技術でグローバルな競争力を有しています。これらの新技術がもたらす新しい市場や雇用の創出は、国や地域の経済発展の機会も広げます。

このように水素エネルギーへの注目が集まるなか、日本水素ステーションネットワーク合同会社(英文名:Japan H2 Mobility, 略称:JHyM <ジェイハイム>)は2018年2月に設立されました。事業期間は2027年度までの10年間、その間に水素ステーションネットワークを構築し、FCV需要を喚起、それによってさらに水素ステーションへの投資を促進させるという好循環を作り出します。

FCVが広く浸透し、水素ステーションビジネスが自立化するまでには、まだ少し時間がかかります。JHyMは水素ステーションの整備の加速と一層の安定的な事業運営を実現することで、国や自治体、関係団体と連携しながら、水素モビリティの黎明期におけるインフラ事業を支えてまいります。


日本水素ステーションネットワーク合同会社
社長 菅原 英喜