2020年度水素ステーション整備計画を策定

　日本水素ステーションネットワーク合同会社（以下、「JHyM」）は、国の2020年度燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業・水素ステーション整備事業補助金に水素ステーション事業者とともに第一次募集分として20件の共同申請を行い、このたび採択を受けました（別表1）。これによりJHyMによる水素ステーション整備基数は合計55基となり、過去に採択されたものを加えますと、全国で143基、157箇所*になります**。
　今回の設置場所の特徴としましては、FCV（燃料電池自動車）の大需要地である愛知県での設置がさらに進むことに加え、長野県、福井県、奈良県、熊本県といった4つの未整備県で初のステーションが誕生することになり、全国的なネットワークが一層拡充します（未整備県は16から12に減少）。
　また、新たにインフラ事業者として東亞合成株式会社がJHyMに参画し、徳島県で初の定置式水素ステーションの設置を計画します（別表2）。この結果、11社でスタートしたJHyMの参画企業は25社になりました。
　JHyMでは引き続き本年度の水素ステーション整備事業を募集し、新規設置数を上積み、国の『水素・燃料電池戦略ロードマップ』の達成を目指します。
*移動式水素ステーションによる複数箇所運用をカウントした場合
**本日時点で稼働している水素ステーションは116基、130箇所

JHyM社長 菅原英喜のコメント：
JHyMは設立から3年目に入りましたが、新規設置の件数は堅調に推移しています。立地も都市部、地方部とバランスが取れており、新規事業者の裾野も確実に広がっています。
JHyMとしては、国の『水素基本戦略』にある「2020年度160箇所」というロードマップ目標を達成し、水素モビリティ社会に向けて弾みをつけたいと考えております。

 ＜別表1＞

2020年度水素ステーション整備計画
（一般社団法人 次世代自動車振興センターによる「補助金交付決定番号」順）

※先月採択分と今月採択分の合計。但し、前年度からの複数年度事業の採択分を除く

＜参考＞

水素ステーションの都道府県別の整備進捗

＜別表2＞

新規にJHyMに参画したインフラ事業者

＜現在のJHyM参画企業、25社＞
トヨタ自動車株式会社、日産自動車株式会社、本田技研工業株式会社、JXTGエネルギー株式会社、出光興産株式会社、岩谷産業株式会社、東京ガス株式会社、東邦ガス株式会社、日本エア・リキード合同会社、根本通商株式会社、株式会社清流パワーエナジー、多摩興運株式会社、一般社団法人富山水素エネルギー促進協議会、南国殖産株式会社、福岡酸素株式会社、丸伊運輸株式会社、光南工業株式会社、東亞合成株式会社、豊田通商株式会社、株式会社日本政策投資銀行、JA三井リース株式会社、損害保険ジャパン株式会社、三井住友ファイナンス＆リース株式会社、NECキャピタルソリューション株式会社、未来創生ファンド

＜お問い合わせ＞
日本水素ステーションネットワーク合同会社
広報担当：金子
TEL：03-5214-6711
Email：info@jhym.co.jp

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